「博多旅行で入った中洲の屋台で、隣の席は見るからに怖いおじさん。ある店を紹介されたので、訪ねると...」(神奈川県・30代男性)
店の女将に案内され...
女将は席に案内してくれたあと、6人分の天ざるを出してくれました。とても美味しかったのを覚えています。
最後にお会計を払おうとすると、「お代は〇〇さんから頂いているのでいりませんよ」。しかもお土産まで用意してくれていたんです。
どうしてもおじさんにお礼を言いたくて女将さんにお願いすると、電話をかけてくれることに。
僕が感謝の気持ちを伝えると、おじさんはこう言いました。
「もう会えることはないと思うけど、博多はいい所だよと帰った土地でも伝えてやってね」

おじさんの優しさが嬉しくて、「もう会えない」という言葉に涙がボロボロと溢れてきました。
こんなに良くしてくれたのだからもっとちゃんとお礼をしたかったという少しの後悔はありますが、おじさんのおかげで今では博多が日本で一番大好きな都市です。
自分もいつかおじさんのようなおもてなしを、誰かにしてあげたいと思います。
「忘れられない旅先での思い出」教えて!
Jタウンネットでは読者の皆さんが経験した「旅先いい話」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、旅行した時期・場所、具体的な内容(旅行でどんなことがあったか、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)