津田沼駅に謎ポスター「新幹線で行くチンチラとの旅」 可愛いけど...どういうこと?JR東日本に聞く
千葉県にあるJR津田沼駅。ここに掲出されている新幹線広告のポスターがツイッター上で話題を集めている。それがこちらだ。
「新幹線イヤー2022」とは書かれているものの、どこにも新幹線の姿はない。映っているのはつぶらな目をした1匹の小動物だけだ。
そして、その傍に添えられているのはこんな言葉たち。
「私の切符も買って~」
「新幹線で行くチンチラの旅」
「ねずみじゃないわよ!」
――うん、かわいい。かわいいんだけど......新幹線の広告だったよね? 正直意味がわからない。
なぜ急にチンチラが出てきたのか。Jタウンネット記者は2022年6月17日、JR東日本千葉支社に話を聞いてみることにした。
謎のチンチラ広告の正体は......
同社総務部の担当者から返ってきた回答は、こうだ。
「写真のチンチラは社員のペットです。津田沼駅では、いつも社員のペットを使ったポスターを作っているんです」
チンチラは、津田沼駅で働く社員のペットだった。
同駅では今回話題になったチンチラだけでなく、犬や猫のかわいい姿を使ったポスターが多く作られているという。
これまでどんなポスターが作られてきたのか尋ねると、16枚の画像が送られてきた。
こちらもチンチラと同じく、22年1月7日~12月31日に実施されているキャンペーン「新幹線イヤー2022」をアピールするポスター。
ポスターの縁の模様は、それぞれ22年に20~40周年を迎える秋田新幹線・東北新幹線・山形新幹線・北陸新幹線・上越新幹線・東北新幹線のカラーをモチーフにしたものだが、その真ん中には片手で持ち上げられているちいさなニャンコ。スマホで指定席予約できることを伝えている。
カニポスターでお馴染みのキャンペーンも...
また、JR東日本の電車を使う皆さんは、冬の駅構内でカニが大きくプリントされたポスターを見たことがあるだろう。北陸新幹線での北陸旅行をアピールする「かにを食べに北陸へ。」キャンペーンのものだ。
しかし津田沼駅にかかれば、それもこうなる。
「北陸新幹線の夢を見るワンコ」だ。
ペットたちのかわいさだけで勝負するなんとも変わったポスターたち――しかし、実はこの方が人の目を引いて広告効果があるのかもしれない。
津田沼駅は他にどんなポスターを作ったのか。気になった読者は、こちらからどうぞ。
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