どういう確率? 旅先で記念写真を撮ってたら、まさかの「邪魔」が入った件
もはや一周回ってベストショットかもしれない記念写真が、ツイッターに投稿された。
こちらは、東京藝術大学3年生のたろべえさんが2022年6月16日、自身のツイッターアカウント(@tarobee1212)に投稿した写真だ。
「熱海来たけど天気悪いし友達もいないから、せめて記念写真だけでも撮って帰ろうとしたのに鳥ごときに邪魔されて鬱」
そんな踏んだり蹴ったりなコメントが添えられた写真では、山をバックに座っているたろべえさんの顔に、ちょうど飛んできたハトの翼が見事にカブっている。
偶然にしたって間が悪すぎる一枚に、ツイッター上ではこんな声が。
「ダブってしまったかな」
「逆にすごいって思う...!」
「イグ・ピューリッツァー賞」
Jタウンネット記者は17日、当時の状況についてたろべえさんに話を聞いた。
「なんで今やねん」
たろべえさんが話題の写真を撮影したのは16日の午前10時45分ごろ。
23日~28日にかけて静岡県熱海市の起雲閣で開催される美術展覧会「アートオリンピア2022」に、自身の作品を搬入しに行った時のことだという。
「作業がひと段落ついたあと、海まで散歩に行って撮影したものです。午後の授業までに、通っている都内の大学に帰らなければいけなかったので、せめて熱海に来た証に記念撮影をしようと思いつきました」(たろべえさん)
そして、タイマー設定でスマホを置いて、いざたろべえさんがポーズを取っていたら......絶妙なタイミングでハトが乱入してしまったそうだ。
「(撮影当時)ハトは周囲に数羽いましたが、どれも座り込んで休んでいたので、急に飛び立つとは思っていませんでした。飛んだときは『なんで今やねん』って言いました」(たろべえさん)
「良い意味でも悪い意味でも、これ以上の写真は撮れない気がした」と語るたろべえさん。撮影後はそのまま東京に戻り、授業に出たそうだ。
いやはや、何度見ても見事な写り込み。意図せずメイン被写体となってしまったハトにも見せてあげたいものだ。