ちびっ子たちが寄ってきそう... 思わずポチッとしたくなる「押しボタンポーチ」がめっちゃイイ
街中にある「アレ」が腰にぶら下がってる......? 思わず二度見しちゃいそうなポーチがツイッターで注目を集めている。
なんと横断歩道に設置されている「押しボタン」がポーチになっちゃったのだ。
なぜこれをポーチに......とは思うが、可愛い。そして面白い。
このポーチに対し、ツイッターでは
「ちびっ子がボタン押したくて寄ってきそうww」
「欲しい!」
「か、かわいい!!!!!」
「一緒に歩いたらたまにボタン押しちまうな」
といった反応が上がっており、話題になっている。
Jタウンネット記者は6月7日、この「押しボタンのカラビナポーチ」をはじめ、アミューズメント施設向けの商品の商品の企画・製造・販売等を行う「Zoë」(本社:神奈川県川崎市)にポーチの詳細を取材した。
降車ボタンバージョンもある
Zoëによれば、今回話題となっている「押しボタンのカラビナポーチ」は同社の「ボタンシリーズ」の内の一つ。この他に「押しボタンMEGAリュック」や、バスなどにある降車ボタンを模った「降車ボタンMEGAリュック」「降車ボタンのカラビナポーチ」も展開している。
最初に登場したのは「押しボタンMEGAリュック」。新商品の企画について社内会議を重ねていた中で生まれた。そのアイデアを「道を歩いていてボタン式の信号を眺めていて閃いた」のは、同社の黒沢淳代表取締役だ。
「どうせやるんなら、でっかくしちゃおう!」ということでインパクト重視の「押しボタンMEGAリュック」が誕生。しかし、ただ大きいだけではなく、フチの立ち上がりなどは、より本物っぽさを追求しているとのことだ。
ボタン、押せるの?
続いて、降車ボタンバージョンや、今回話題となっているポーチが誕生した。
......ところでこのポーチ、実際にボタンが押せたりするのだろか? 実は記者が一番気になっていたポイントを聞いてみると、
「ご期待に沿えない結果となるのですが、ボタンは押せません」
との回答が。しかし、その見た目については
「大きさはリアルに、本物の可愛さを再現できるよう、ボタンの位置、電光掲示板の部分に当たるメッセージのところなど、細部にわたりデザイナーさんと何度も打ち合わせました」
とこだわりを明かした。
確かに、見た目のリアルさはばっちり。たとえ押せなくとも、持ち歩いているだけでも楽しい気分になれるのは間違いなしだ。
同社では、SNS業務の担当者が「最近やたらフォロワー増えたんですけど...」とポツリとつぶやいたところから、ツイッターで話題となっていることを知ったそうで、反響については
「日に日に数字が変化することに、スタッフ一同、かなり驚いております。
ありがたい限りです!」
とコメント。現在、押しボタンシリーズは全国のアミューズメント施設向けに展開しており、導入店舗情報は随時同社のツイッターやインスタグラム、公式webサイトで更新していくとのこと。
今後の展開として、押しボタンシリーズをバージョンアップさせた上での一般販売も検討しているそうだ。
押しボタンたちが気になったという方はひとまず近くのゲームセンターを探してみて。