飼育員さん、どうして「カツラ」を持ち上げてるの...? →丁寧にブラッシングしてもらった「あの動物」でした
2022.05.23 20:00
そういう種類のモルモットだった
取材に応じた同園のウサギ・モルモット担当飼育員の石山絵理花さんによると、話題のモルモットの名前は「くろまめ」(1歳5か月、オス)。写真は17日、園内の「ちびっこふぁーむ」で撮影したという。
「シェルティという、生まれつきまっすぐな長い毛が特徴の長毛種のモルモットです。この種のモルモットは常時手入れをしないと毛玉が出来てしまうので、定期的にブラッシングを行っています。
また、おしり周りは汚れやすいので少し短めにカットし、背中の毛はなるべく綺麗に保つようブラッシングをして長さを保っています」(石山さん)
定期的なお手入れのおかげで、同園のシェルティはいつもサラツヤヘア。しかしブラッシング直後は、一層美しい毛並みになるという。
ちなみに、おびひろ動物園で産まれた個体では、子供の頃から比較的メスよりオスの方が、被毛が綺麗で長い傾向があるそうだ。
投稿に対して多くの反響があったことについて、石山さんは
「来園されるお客様からも『ウィッグにしか見えない』と驚いた反応を頂いています。それぞれの動物の特徴を知っていただき、実際に来園して直に被毛の美しさを見に来てもらえたら嬉しいです」
とコメントしている。
北海道は帯広を訪れる際には、ウィッグ顔負けのサラツヤ毛並みのモルモットに会いに行くのもいいかもしれない。