いつの間にイメチェンしたの? 財布の中の千円札が「散髪ビフォーアフター」みたいになってた件
「財布から出した時『え?髪切った?』って思ったわ。」
そんなコメントと共に投稿された千円札の画像が、ツイッターで話題になっている。
こちらは、京都府在住の主婦・まる(@marumom)さんが2022年5月11日に投稿した写真。
並べられた4枚の千円札。しかし、よく見ると1枚だけ印刷されている人物の髪型が違う。
トレードマークであるもボリューミーな髪が、随分とスッキリした感じに......まさか、いつの間にか千円札が「イメチェン」でもしていたというのか!?
と、思いきや。実はこれ、2007年4月1日まで発行(翌2日に発行停止)されていた、古い千円札なのだ。描かれているのは夏目漱石氏。それがうまい具合に重なり、髪型が変わったように見えてしまったというわけだ。
思わぬ発見に対し、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「これが本当の1000円カット」
「あら懐かしい。せっかくなので取っといても良いかと」
「夏目漱石と野口英世の千円札は、共に色合いやデザインが似てますからね」
Jタウンネット記者は13日、投稿についてまるさんに話を聞いた。
違和感を覚えて手が止まった
まるさんが夏目漱石の旧千円札を発見したのは11日の夕方ごろ。普段使っている財布から別の財布にお金を移そうとした時のことだった。
「券種をざっと確認している時に、違和感で手が止まりました。夏目漱石が描かれた旧札だというのはすぐに気がつきましたが、違和感を感じた瞬間『髪!』ととっさに思って思わず笑ってしまいました」(まるさん)
旧札が紛れ込んでいた経緯について、まるさんは「買い物をした時のお釣りとして入手したと思います」と推察した。
その後、見つけた旧札は手元においてあるといい、
「話題になったり楽しませてもらった記念に、何か楽しい事に使おうと思っています」
と述べた。
皆さんの財布にも、もしかしたら「イメチェン」したお札が紛れ込んでいるかも?