境内に並ぶ手、手、手... 千葉県旭市・手接神社の異様すぎる光景
「無数の手が置かれている変わった神社が千葉県にある」
そんな情報を聞きつけた。変わったスポットには目がないJタウンネット記者としては、スルーすることなどできない。
そこで5月12日、筆者はその変わった光景が見られるという千葉県旭市の「手接(てつぎ)神社」に向かった。
手接神社があるのは、旭市の内陸部。近くには旭市長熊釣堀センターや市立古城小学校がある。
どんな光景が待っているのか高い期待感を持って神社を訪れたのだが......。到着してみると、入り口は田舎の小さな神社といった具合。社殿もごく普通の神社と何も変わらない。
もしかして、ガセネタだったのか――不安が筆者の脳裏をよぎる。が、社殿の右側に歩を進めたとき、それは一瞬にして払しょくされた。
手のオンパレード
社殿の右奥にある小さなスペースに、石で作られた手がずらりと並べられていたのだ。中には足も。
大量に置かれた石の手や足は不気味さすら感じるほどの異様なオーラを放っている。
神社に設置されている石碑によると、嘉永2年(1849年)に八角茂兵衛という人が手痛症にかかり、現在の茨城県小美玉市にある手接神社に3度参拝したところ全快。
その感謝の印として手接神社を建立すると、噂を知った老若男女の参拝者が絶えなかったそうだ。
社殿右奥に置かれている石の手や足の由縁は書かれていなかったが、多くの参拝者たちによって奉納されていったものなのかもしれない。
せっかくなので筆者も、タイピング中の手首の痛みがなくなるようお願いをした。何か手で悩んでいることがある人は、一度手接神社のお力をお借りしてみるのも良いのかもしれない。