高松空港の「蛇口からでるうどん出汁」は、うどんにかけてもOKなのか? 「正しい使い方」を聞いてみた
なるべく多くの利用者に飲んでもらいたいから...
もうひとつの「冷たい出汁の蛇口」というのが、今回話題となった屋台風の蛇口。
2 階出発ロビーにある直営売店 「四国空市場」前にあり、売店のオープンと同時の19年 に作られた。
「新規オープン店舗の話題作りになればとの思いと、温かい出汁は1日200杯程度の提供だったため、午後からは品切れとなっていることも多かったので、この蛇口は人数制限がかからないように工夫し、売店オープンの時間帯はいつでも飲んでいただけるようにしました」(高松空港)
気になるその利用の仕方だが、高松空港によれば
「どちらの蛇口とも、小ぶりな紙コップでの試飲に限定させていただいています」
とのこと。「なるべく多くの利用者に飲んでもらいたい」という理由から、それ以外の用途はNG。
つまりうどんにかけたり、持ち帰ったりというのはルール違反となる。
蛇口からはそれぞれ、温かい方は空港にテナントとして入っている地元のうどん屋「さぬき麺業」の出汁を、冷たい方は不定期で変更しているそうで、「どこの出汁にあたるかは空港にお越しいただいたときのお楽しみ」になっている。
だが残念ながら、この蛇口はどちらも、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2020 年3月初旬から、現在も利用を休止している。再開時期も未定だ。
いつかまた蛇口が再開した際には、「うどん県」の美味しい出汁を味わいに、ぜひ高松空港へ足を運んでほしい。