「商品化あるのみ」「ちょうどいい」 斜め上の発想で作られた「36.8度の体温計」が超便利そう
めちゃ便利だ...!
この「36.8度の体温計」は、ゐずみさんが一週間ほどかけて3DCGソフトで制作したもの。ツイートには「どうやって曲げたのか」といった疑問も寄せられていたが、CG作品だ。
作品が誕生した経緯を、ゐずみさんはこう語る。
「温度と角度って全く概念が異なるのにどっちも単位が『度(Degree)』でおもしろいなと子供のころから思っていたので、体温(℃)を測る体温計を『度(°)』で折り曲げてみたいな、っていうただの妄想ネタがきっかけでした。
思いついた時点で、使いやすそうなイメージまでたどり着けたので、プロトタイピングに取り掛かった経緯になります」
ゐずみさんはその頭の中にあったイメージを元に3DCGで形をモデリングし、本当に計測しやすいかどうかの検証も行っている。
ゐずみさんが検証時に参考にしたという健康機器メーカー・オムロンヘルスケアの公式ウェブサイト(https://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-summary.html)によれば体温計を脇に挟んで測る場合に適切な角度は30~45度。
つまりこの「36.8度の体温計」は、確かに実用性に優れているのだ。
実際にオムロンヘルスケアをはじめとした各メーカーからは、脇に挟む部分にゴム素材などを使用することで、柔らかく角度がつけやすい体温計も発売されている。