まるで巨大な「体育マット」 屋根の上からズリッと落ちた「雪ぴ」がとんでもなくヤバイ
厳しい寒さの日々が続いている。とくに北海道や東北、日本海側の地域には、強い寒気が豪雪をもたらしているようだ。
2022年2月17日、次のような写真付きのツイートが投稿され、いま話題となっている。
写真はまるでサーフィンの波のような形を保ちながら滑り落ちている屋根雪。ずるずると落下しながら、途中でとどまっているらしく「まだだッ!まだ行けるッッ!!頑張れーッッッ!」というコメントが添えられている。
投稿者は「サトウ孔芸@つくってあそぼう課」(@spsk_pattin)。青森県の企業の公式アカウントだ。
ツイートには16万8000件を超える「いいね」が付けられ、いまも拡散中(2月21日現在)。
めったに観ることのできない光景に、ツイッターではこんな声が寄せられている。
「サーファーこれ見たら乗りたくなるかな......」
「危ないとわかっていても飛び込みたくなる、不思議な誘惑」
「体育マットみたい」
「デイアフタートゥモローみたい」
Jタウンネット記者は、2月21日、投稿者「サトウ孔芸@つくってあそぼう課」に電話取材した。
「場所は、伏せさせてください」
サトウ孔芸は、青森市にある浪岡城址近くの、「スクリーン印刷屋のような何でも屋」ということだ。ねぷたが簡単に組み立てれる工作キット「ねぶたクラフトキット」を販売している。
Jタウンネット記者の質問に、「サトウ孔芸@つくってあそぼう課」の中の人は、こう答えた。
「投稿した写真を撮影したのは、2月中旬です。1メートルほどの積雪がありました。しかし場所は、残念ながら。伏せさせてください。
......というのは、屋根から伸びてきた雪庇(せっぴ)は、非常に危険です。溶けたり凍ったりを繰り返して、大変固く、また氷が塊になっている部分もあります。決して近づかないようにしていただきたいのです。
ツイートには注意喚起を忘れてました。すみません」(「サトウ孔芸@つくってあそぼう課」)
危険防止のため、場所はあえて特定できないようにしたいのだという。
取材した2月21日も猛烈な吹雪で、ホワイトアウトの状態。屋根雪も「まだだッ!まだ行けるッッ!!」という感じのままで、まだ落雪してないようだ。
大変危険な状況で、けっして近づいてはいけないそう。
というわけで、興味を持った読者も、場所は探さないようにして、春をお待ちいただきたい。