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「あのお菓子」の呼び方に新勢力登場? ウマ娘×ファミマの「まんまる焼き」話題→命名の理由を聞いてみた

大山 雄也

大山 雄也

2022.02.16 18:00
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2022年2月15日、大人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」とコラボレーションしたキャンペーン「ウマ娘 プリティーダービー1周年キャンペーン」がファミリーマートで始まった。

「ウマ娘 プリティーダービー」は、実在の競走馬を擬人化したキャラクター「ウマ娘」を育成し、「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲーム。

今回のファミリーマートと「ウマ娘」のコラボキャンペーンでは、「ゴールドシップの大盛ソースやきそば」、「サトノダイヤモンドの辛辛チキン」など全13種類のコラボ商品が販売される。

そんなコラボ商品の中で、「ネーミング」に話題が集まったものがあった。それが「ウマ娘 プリティーダービー まんまる焼き」だ。

なぜこれに視線が注がれたのか。まずは、その商品画像を見ていただこう。

ウマ娘 プリティーダービー まんまる焼き(写真はファミリーマート広報部提供、(C) Cygames, Inc.)
ウマ娘 プリティーダービー まんまる焼き(写真はファミリーマート広報部提供、(C) Cygames, Inc.)

こんがり焼けた円形のボディ。そして、中身にはカスタード味クリームが入っている。「まんまる焼き」は、小豆の餡こそ使わていないが、「今川焼き」――おっと、失礼。「あのお菓子」のことなのだ。

各地への配慮? それとも新勢力......?

筆者は埼玉県白岡市で生まれ育ったため、今川焼きと呼んでしまったが、「まんまる焼き」のような小麦粉の生地の中に餡を入れて円柱状に焼いた和菓子には、地域によって様々な呼び名が存在する。

かつてJタウンネットでこの呼び名について投票を行ったところ、「大判焼き」が最も大きな支持を集め、次点で「今川焼き」、3番人気が「回転焼き 」という結果になった (関東人「今川焼き」 関西人&九州人「回転焼き」 北海道「おやきだろ」 兵庫人「御座候だよね」 『えっ』)

直近では、22年1月26日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で「回転焼き」が登場し、その呼称がネット上で話題を集めたばかりだ。

 「ウマ娘 プリティーダービー まんまる焼き」のパッケージ (写真はファミリーマート広報部提供、(C) Cygames, Inc.)
「ウマ娘 プリティーダービー まんまる焼き」のパッケージ (写真はファミリーマート広報部提供、(C) Cygames, Inc.)

何かと話題を集める和菓子のネーミングに新たに加わった「まんまる焼き」。ツイッター上では、

「各地に配慮された名前だ」
「まんまる焼きという新勢力」
「配慮ついでに厄介な呼び名が増えただけな気が...」
「新しい火種を追加しただけのような気がする」

などさまざまな反応が寄せられている。

「まんまる焼き」命名の理由は?

全国各地への配慮なのか、それとも今川焼きや大判焼きに次ぐ新勢力を目指したのか――。

22年2月15日、Jタウンネット記者はファミリーマート広報部の担当者に「まんまる焼き」命名の理由を聞いた。

そもそも「まんまる焼き」は、今回の「ウマ娘」のコラボで初登場したものではない。ファミリーマートでの初登場は1月18日から販売されていた(現時点での販売は終了) 人気キャラクター「ちいかわ」のチルドデザート「ちいかわ まんまる焼き~なんかおいしくてもちもちしたやつ~」だった。

 「ちいかわ まんまる焼き~なんかおいしくてもちもちしたやつ~」のパッケージ (写真はファミリーマート広報部提供)
「ちいかわ まんまる焼き~なんかおいしくてもちもちしたやつ~」のパッケージ (写真はファミリーマート広報部提供)

このとき、「まんまる焼き」と命名した理由について担当者はこう話す。

「より商品に親しみを持っていただくために、まんまるな形状から『まんまる焼き』と名付けました」

しかし、ファミリーマートのウェブサイト上で「ウマ娘 プリティーダービー まんまる焼き」は「もちもちとした生地の中にカスタード味クリームを入れた今川焼です」と説明されている。

「まんまる焼き」も今川焼きの一派なのだろうか。担当者にこのウェブサイトの一文を問いただしたが、

「まだ発売されたばかりでイメージがしにくい。わかりやすいように今川焼きと説明しています」

との回答にとどまった。

さまざまな憶測を呼んだ「まんまる焼き」だが、あまり深い意味はないのかもしれない。

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