「『一番前の席が良い』とバスでぐずる幼い息子。他の乗客が居なくなったので座らせると、運転手が...」(兵庫県40代女性)
無言で、ニコッと笑いかけてくれた運転手さん
長男も自分の名前を言われて、最初はきょとんとしていました。
「Sちゃんバス停やって! 良かったなぁ。着いたで!」
と私が呼びかけると、「降りる!」と元気に立ち上がり、運転手さんに「あーと(ありがとう)」と言って降りました。
私も次男と降りるとき、「ありがとうございました」と、お礼を伝えると、運転手さんはただ無言で、ニコっと返してくださいました。
あの粋な運転手さん。今でも阪神バスに乗るたび、あの時の方ではないだろうか、と探しています。
長男だけでなく、育休中で早く仕事に戻りたいのに戻れない焦りと、育児疲れでぐったりしていた私の心も癒してくれました。
嬉しい忘れられない思い出です。本当に心よりありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
そこでJタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集したい。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)