「ベビーカーの娘と行った夢の国。早く入りたい人たちに『邪魔だ』と押され、必死に娘を守っていると...」(愛知県・40代女性)
高校生の行動に嫌な顔をする人もいたが......
「危ない、ここに小さい子がいるのに! みんなベビーカーを押さないで」
その子は、周りに大きな声で呼びかけてくれたのです。それだけでなく、ベビーカーを少し守るような姿勢までとってくれていました。私はその行動に驚き、心から感謝しました。
高校生の声に対してあからさまに嫌そうな顔をしている方もいましたが、周囲の押す力は少しだけ緩和されました。
私は男の子に「ありがとう」と声をかけ、娘と無事にゲートを越えることができました。
人には常に親切にしたいと思っていますが、同じ状況だったら大人の私でも声をあげるのは難しいだろうなと、彼の勇気には頭が下がりました。そしてその優しさに、心が温かくなりました。
あの後、男の子はどんな大人になったのかな。もうお父さんになっていても不思議ではないな......と時々考えます。
あの時は本当にありがとう。今でも折に触れて思い出す感謝の瞬間です。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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