【鉄道 VS 航空機】どっちのほうがより早く着く? まるっと可視化したマップが超面白い
本サイト「Jタウンネット」を運営するのは、ジェイ・キャストという会社だ。東京都千代田区にオフィスがある。さて、地方に取材に出かけようという場合、頭を悩ますのが、この問題......「鉄道と飛行機、どちらの交通手段が早いか?
コロナ禍の現在、web会議、電話取材、メール取材などといった手段も増えてきたが、それでも実際に現地に出かけてという場合もないわけではない。編集部のある東京都千代田区から東京駅に向かうか、羽田空港を目指すか、それが問題だ。
そんな我々も思わず真剣に見入ってしまう地図が、2022年1月31日にツイッターに投稿され、いま話題となっている。
日本列島を色分けしたマップには、「鉄道と航空機 どっちが早い?」というタイトルが付けられている。出発地は、Jタウンネット編集部と同じ東京都千代田区である。記者としても、他人事ではない。
ツイートには「こうして見ると『4時間の壁』がよく分かる。北陸新幹線が延びた世界、四国新幹線が実現した世界を想像すると楽しくなってくる・・・」というコメントが添えられている。
投稿者は、オープンデータを使って都市の姿を可視化してきた「にゃんこそば 」(@ShinagawaJP)さんだ。ツイッターには3000件を超える「いいね」が付けられ、いまも拡散している(2月7日現在)。
ちなみに「4時間の壁」とは、旅客が旅行に際して航空機を使うか鉄道を使うかの分岐点とされている。鉄道で4時間を超える移動では航空機利用が優位に立ち、4時間以下では鉄道利用が優位になる、と言われているが......。
ツイッターにはこんな声が寄せられている。
「東北はあんまり肌感覚なかったですが、電車の方が早いんですねー!面白いデータをありがとうございます」
「東北でしかも地図で四時間の壁を越える勢ですが、雪がすごい地域の場合は雪で高速が止まることもあるので鉄道は貴重な交通手段ですね」
「これを見ても奈良は鉄道(新幹線)からも空港からも離れているのがわかる(多くの地域が鉄道の方が遅いが、差は30分以内)」
「この図をみると南紀白浜空港の必要性がよくわかる 紀南地方は東京から陸路でアクセスすると時間が距離の割にかかりすぎる」
「地方の空港って便数が少ないから、 実際の移動を考えてみると、グレーの範囲はもっと狭くなるんじゃないか?と思う」
全国各地にいるツイッターユーザーにとってもかなり切実な問題だったようだ。数多くの異論反論も続出している。
Jタウンネット記者は、投稿者の「にゃんこそば」さんに詳しい話を聞いてみた。