「網棚の荷物に近付けない!」満員電車で想定外のハプニング 焦った男が思わず叫んだ結果→胸アツ展開に
神奈川県在住のKさん(60代男性)から、電車内での体験談がJタウンネット編集部宛に寄せられた。
混雑した電車に乗ったKさん。初めはドア横の網棚に荷物を置いて立っていたという。
途中で近くの席が空いたため、荷物は置いたままそちらへ移動。そのまま目的駅に着いたのだが......。
車内には人、人、人! 身動きも取れないほどで、なんと網棚の荷物取れなくなってしまったのだ。
さて、どうしたものか。
「すみません!」 Kさんがそう叫ぶと、事態が一気に変わった。
「あの荷物を...」
12月上旬のある朝、私はあまり行ったことのない駅へ電車で向かっていました。仕事のためです。
乗車した時は空席がないくらいの混み具合で、私はリュックをドア右横の網棚に乗せて立っていました。
途中の駅でドア左横の席が空いたので、リュックはそのまま残して座ることに。
いざ降りる駅になって、私は焦りました。 身動きも出来ないくらいの満員の人。荷物を取したいのですが、近づくことが出来ません。
コロナ禍の車内で大きな声を出すのも申し訳ないなと思いつつも、降りなければ仕事に間に合わなくなります。
そこで私は思い切って「すみません!あの荷物を取って貰えませんか?」と叫びました。
「胸が熱くなりました」
すると、ドア付近にいた20代くらいの女性がすぐに「これですか?」と、私の重いリュックを棚から取って持ち上げてくれました。
「それです!」
そこからあれよあれよと見知らぬ人々が頭上に手を上げ、私の重いリュックを凄い速さで流してくれるではありませんか。
「ありがとうございます!」
私は荷物を持って、無事降りることが出来ました。
わずか10秒足らずの出来事ですが、久しぶりに人の優しさに触れ、胸が熱くなりました。
あの時、とっさに頭上で荷物を流して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォーム、公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)