電車の下から、見ているよ... JR西日本に登場した啓発キャラクターがたまらん可愛さ
ポスターだけでなく、絵本まで
スキマモリは、子供がホームと列車の隙間に転落するのを防ぐ取り組みに活用されており、ポスターやデジタルサイネージに使われている。さらには、スキマモリが登場する絵本まで制作されている。
しかし......。ツイッターユーザーからは大きな反響を得ているとはいえ、子供に向けての注意喚起をするには少し怖すぎやしないだろうか。はたしてどういった意図でスキマモリは誕生したのか。
2022年1月20日、Jタウンネット記者はJR西日本の近畿統括本部総務課の広報担当者に話を聞いた。
スキマモリが初めて登場したのは、21年9月。天王寺駅での実証実験でのことだった。そこに至るまではホームと電車の隙間への転落を防ぎたい思いがあったようだ。
「JR西日本の大阪支社の管轄で過去3年間に隙間転落が約100件あり、3割が10歳未満のお子様のものでした。以前から転落防止の注意喚起をするポスターの掲示をしていたのですが、中々認知が進まず、効果も得られませんでした」(担当者=以下同)
そんな状況の中で、「子供に認知してもらうこと」を目的に考案されたのがスキマモリだったという。