氷をまとった湖畔の木々と、朝焼けに染まる磐梯山... あまりにも芸術的な「福島の冬」にうっとり
自然が生み出した「冬の芸術」が、ツイッターで注目を集めている。
こちらは福島県在住のnana(@nana082282)さんが2022年1月16日朝、猪苗代(いなわしろ)町の猪苗代湖天神浜付近で撮影した写真。
樹木にまとわりつくように、びっしりと氷がついている。これは「しぶき氷」と呼ばれる現象だ。
福島県観光情報サイト「ふくしまの旅」によると、厳冬期に猪苗代湖の水が強い西風にあおられ、岸辺の樹木に着氷したもので、天神浜から南側の林を抜け、長瀬川の河口付近に向かうとみられるという。
投稿者のnanaさんはは淡いピンク色の空に照らされた磐梯山(ばんだいさん)を画角に入れ、パシャリ。リプライ欄ではその美しさに息をのむユーザーが相次いでいる。
「めちゃくちゃ綺麗」
「これはヤバイです」
「絶景すぎます」
18日、Jタウンネット記者が投稿者に撮影の条件を聞くと、写真を撮るため現地に前日入りしたという。
「(先週から)天気がよくなく、風も強かったため、しぶき氷が育っているのではないかと思っていました」(nanaさん)
撮影の前日と当日は晴れ予報で、「朝焼けとしぶき氷が同時に撮れるチャンス」と考え、夜中に出発。
現地に着くと想像以上に「しぶき氷」が育っていて、「朝焼けに染まる磐梯山とともに光が当たり透き通るしぶき氷の撮影をすることができました」と振り返った。
自然が創り出す冬の芸術#しぶき氷
— nana (@nana082282) January 16, 2022
朝焼けもきてめちゃくちゃ綺麗で、楽しい朝でした🤤#東京カメラ部 #福島 #GFX100 pic.twitter.com/GFxGXgxvMV