この発想はなかった 青ノリたっぷり「前方後円お好み焼き」に大反響
2022.01.18 18:02
古墳を食べた感想......「一瞬でした」
川口晃平さんはシテ方観世流の能楽師。 能面、能装束を着けて謡い舞う、古典芸能の役者さんだ。ツイート投稿のきっかけを、こう話した。
「1月30日に国立能楽堂で舞う『難波』という能の鑑賞レクチャーを頼まれまして、その帰りに参加者たちと一緒にお好み焼きに行きました。
『難波』の主人公が応神天皇、仁徳天皇に仕えていた王仁という人物でしたので、それにちなんで大仙陵古墳をかたどってみました。 前方部と後円部に、お好み焼き二枚使いました」(「「川口晃平 (古墳系男子)」さん)
古典芸能にちなんだお好み焼きへの挑戦だったわけだ。
ところで、川口さんはなぜ古墳が好きなのか。その理由を尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「子供の頃から縄文弥生文化など日本の古い物が好きだったのですが、はっきり国土にモニュメントとして現れるのが古墳だからだと思います。フォルムも好きです」(川口晃平さん)
大仙陵(だいせんりょう)古墳、または大山(だいせん)古墳は、大阪府堺市堺区大仙町にある古墳だ。超大型の前方後円墳で、その大きさは日本一。宮内庁により仁徳天皇の陵墓に定められている。
そんな古墳をかたどったお好み焼き、食べた感想はどうだったのか? 「一瞬でした(笑)。崩すのがちょっと惜しかったです」と、川口さんは答えた。