てのひらに乗せて愛でていたい... 可愛すぎる羊羹「金澤文鳥」は、味も超ハイレベルだった
石川県金沢市で生まれた新しい和菓子が注目を集めている。
愛らしい文鳥の包みが目を引く「金澤文鳥」だ。
1946年創業の和菓子店「清香室町」(金沢市)が12月1日に発売。加賀紅茶味の羊羹で、その愛らしさからネット上で話題に。ツイッターでは、
「デザインが素敵」
「かわいい 衝動買いしちゃった」
「清香室町さんの金澤文鳥、見た目も可愛くて味も楽しい素敵なようかん!」
などの声が寄せられている。
「金澤文鳥」は通販でも販売されているので、Jタウンネット編集部は早速商品を取り寄せた。
卵型の箱から顔を出す文鳥ちゃんがキュート
パッケージは白い卵を模したデザインで、大きさはiPhone SE2と比較してもあまり変わらないほど。
大きくないパッケージであるせいか、開封もしていないのにかわいらしさを感じてしまう。
パッケージを開けると、5羽の文鳥とご対面。じっとこちらを見つめるような姿に、メロメロになってしまいそうだ。
中の羊羹を食べずに彼らをひたすら愛でていたい――。そんな欲求が出てきてしまう。
まるでフルーツティー。見た目だけでなく中身もすごかった
ずっと眺めていられるほどかわいいパッケージだが、お菓子なのでちゃんと食べてあげたほうが彼らもうれしいだろう。というわけで、開封だ。
中にはイチジク、クランベリー、ブルーベリー、レーズンのドライフルーツが入っている。
普段食べなれている羊羹と比べると、あんこの甘さは控えめ。さらりとした甘味がドライフルーツのさっぱりとした酸味を引き立て、羊羹なのにすっきりした味わい。
また、加賀紅茶の上品な香りがふんわりと口の中に広がり、安らぎを与えてくれる。紅茶の香りは食べ終わってからも口に残り、上品な余韻も演出。
まるでフルーツティーを食べているようで、贅沢なティータイムを疑似体験できる逸品であった。
編集部内で試食をしてもらうと、
「プレーンの羊羹と比べると、フルーツの酸っぱさがあるから軽く食べられる。フルーツの種類も多いから食感も楽しい」(Y編集長)
「今まで食べたことのない風味の餡でおいしいですね」(I記者)
「羊羹で紅茶の香りがするなんて!」(K記者)
と、好評であった。
清香室町の公式サイトによると、2022年春頃には新しいフレーバーも登場する「金澤文鳥」。
バリエーションも増えていけば、今後さらに人気になること間違いなしだろう。