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てのひらに乗せて愛でていたい... 可愛すぎる羊羹「金澤文鳥」は、味も超ハイレベルだった

大山 雄也

大山 雄也

2022.01.06 08:00
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石川県金沢市で生まれた新しい和菓子が注目を集めている。

金澤文鳥(2021年12月28日、Jタウンネット編集部撮影=以下同)
金澤文鳥(2021年12月28日、Jタウンネット編集部撮影=以下同)

愛らしい文鳥の包みが目を引く「金澤文鳥」だ。

1946年創業の和菓子店「清香室町」(金沢市)が12月1日に発売。加賀紅茶味の羊羹で、その愛らしさからネット上で話題に。ツイッターでは、

「デザインが素敵」
「かわいい 衝動買いしちゃった」
「清香室町さんの金澤文鳥、見た目も可愛くて味も楽しい素敵なようかん!」

などの声が寄せられている。

「金澤文鳥」は通販でも販売されているので、Jタウンネット編集部は早速商品を取り寄せた。

卵型の箱から顔を出す文鳥ちゃんがキュート

「金澤文鳥」のパッケージ(左)と記者が所有するiPhone SE2(右)
「金澤文鳥」のパッケージ(左)と記者が所有するiPhone SE2(右)

パッケージは白い卵を模したデザインで、大きさはiPhone SE2と比較してもあまり変わらないほど。

大きくないパッケージであるせいか、開封もしていないのにかわいらしさを感じてしまう。

開封した「金澤文鳥」
開封した「金澤文鳥」
手のひらサイズでとってもキュート
手のひらサイズでとってもキュート

パッケージを開けると、5羽の文鳥とご対面。じっとこちらを見つめるような姿に、メロメロになってしまいそうだ。

中の羊羹を食べずに彼らをひたすら愛でていたい――。そんな欲求が出てきてしまう。

まるでフルーツティー。見た目だけでなく中身もすごかった

付属の冊子も目逃せない
付属の冊子も目逃せない

ずっと眺めていられるほどかわいいパッケージだが、お菓子なのでちゃんと食べてあげたほうが彼らもうれしいだろう。というわけで、開封だ。

羊羹の断面図
羊羹の断面図

中にはイチジク、クランベリー、ブルーベリー、レーズンのドライフルーツが入っている。

普段食べなれている羊羹と比べると、あんこの甘さは控えめ。さらりとした甘味がドライフルーツのさっぱりとした酸味を引き立て、羊羹なのにすっきりした味わい。

また、加賀紅茶の上品な香りがふんわりと口の中に広がり、安らぎを与えてくれる。紅茶の香りは食べ終わってからも口に残り、上品な余韻も演出。

まるでフルーツティーを食べているようで、贅沢なティータイムを疑似体験できる逸品であった。

編集部内で試食をしてもらうと、

「プレーンの羊羹と比べると、フルーツの酸っぱさがあるから軽く食べられる。フルーツの種類も多いから食感も楽しい」(Y編集長)
「今まで食べたことのない風味の餡でおいしいですね」(I記者)
「羊羹で紅茶の香りがするなんて!」(K記者)

と、好評であった。

清香室町の公式サイトによると、2022年春頃には新しいフレーバーも登場する「金澤文鳥」。

バリエーションも増えていけば、今後さらに人気になること間違いなしだろう。

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