ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
読者投稿
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
マンガ

「泥酔した友人の口に、いきなり指を突っ込んだ見知らぬ女性。颯爽と去っていく後ろ姿が、今もこの目に焼き付いて...」(東京都・40代女性)

井上 慧果

井上 慧果

2021.12.30 11:00

お酒の飲み方や適量が分からず、ついつい飲みすぎてしまった――。

そんな苦い経験を持つ人もいるのではないだろうか。

特に若い頃は、自分の適量を知らないままお酒をどんどん飲んでしまい、いつの間にか泥酔して取返しのつかないことに......なんてことも多いはずだ。

東京都在住の読者、Wさん(40代女性)から編集部に届いたのは、友人のそんな場面に立ち会った際のエピソードだ。

お酒をたくさん飲んで...(画像はイメージ)
お酒をたくさん飲んで...(画像はイメージ)

それは、Wさんとその友人が学生のころ。

楽しくなって、つい飲みすぎてしまった友人が、泥酔し、トイレから動けなくなってしまったのだという。介抱しながら、困り果てていたWさん。

そんなとき、2人の前に突如見知らぬ女性が現れ、まさかの行動に。

彼女の姿は、Wさんの目に今でも焼きついて忘れられないという。

「ノリとテンションで飲みすぎてしまい...」

あれはまだ私が短大生の頃、友達とススキノへ飲みに行ったときの話です。

ススキノで初めてお酒を飲んだ友達は、「楽しい~」と言い続けテンションとノリだけで飲み過ぎてしまいました。

飲み過ぎてしまった(画像はイメージ)
飲み過ぎてしまった(画像はイメージ)

その子は、いつもは真面目で大人しく、クラス委員をするようなタイプでした。その日は、学校以外で友達と飲みに行くことが初めてだったそう。

よほど楽しかったのか、見ていて心配になるほどお酒を飲んでいました。

その結果、かなり酔ってしまいトイレから動けなくなってしまったのです。

トイレから動けなく...(画像はイメージ)
トイレから動けなく...(画像はイメージ)

私はその子が気になってしまい全く酔えず、結局介抱をする羽目に。

気持ち悪いとトイレにうずくまったままでいる彼女を、何度も「置いていこうかな」と思いました。

見知らぬ女性が仁王立ちになり...

するとそこへ、見たこともない高いヒールを履いて、学生の私は嗅いだことのないようないい匂いをさせたロングヘアーの女性が突如現れ、うずくまった友達と私の間に仁王立ちをしたんです。

「えっ!?」と驚く私に、その女性はこう言いました。

「なに? 飲みすぎたの? そんなの、吐けば治るよ!」

次の瞬間、友達の口に、指をぐいっと入れて顔を持ち上げたのです。

それから、トイレにもたれ掛けさせて背中をヨシヨシ。さっと、手を洗うとそのままどこかへ行ってしまいました。

一瞬の出来事でした。

すぐに去ってしまった(画像はイメージ)
すぐに去ってしまった(画像はイメージ)

あとは、説明するのも想像通りだと思うので止めておきますが、友達がうずくまりはじめてから3時間。その女性が現れてから15分後には、友達も何だかスッキリした様子になっていて、買ったお茶を飲ませると落ち着き、家に帰ることが出来ました。

女性の顔も見る時間もないほど、あっという間の出来事でした。

しかし、私にはとてもカッコよく見え、あの香りとヒール、後ろ姿が目に焼き付いています。

あれから27年。私も年を取りました。

あの時助けてくれたお姉さん、本当にありがとうございました。

今でも、友達とススキノに行くたびにあなたの勇姿を話しています。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

Jタウンネットでは、読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、「いつ、どこで出会った人に、何について感謝を伝えたいのか(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)」を、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)

PAGETOP