上に辿りつける気がしない... 京都の「心が折れそうなほど長い階段」に注目集まる
2021.12.11 17:00
「この瞬間を狙うために1時間以上待った」
伏見桃山陵は、京都市伏見区桃山町古城山(こじょうさん)にあり、伏見城旧本丸のやや南に位置している。
1912年7月30日、東京の宮城・明治宮殿で崩御した明治天皇の陵所(墓所のこと)である。
9月13日に東京・青山の帝国陸軍練兵場(現在の神宮外苑)にて大喪儀が執り行なわれた後、柩を列車で京都の陵所に遷し、15日未明、ここに埋葬された。
投稿者の「まり」さんによると、撮影日時は11月13日の15時くらいだったという。その時の状況について、こう語った。
「伏見桃山御陵には、トレーニングや散歩をされてる方が多くかったです。私の他にカメラを持って撮影されていた外国人の方が1組いました」
「この場所はInstagramやTwitterで流れてきた写真を見て前から気になっていましたが、行ったのは今回が初めてです。私は階段の真ん中くらいまで上って、一緒に行っていたカメラ友達にこの写真と同じように写真を撮ってもらいました」
「かなり人通りは多かったので、人がいなくなる瞬間を狙うために1時間以上は待っていました」(「まり」さん)
予想以上に人通りが多くて、実はシャッターチャンスをつかむのに、かなり苦労したようだ。
ちなみに、階段は合計230段あるという。
登れるか? 登れないか? 見ているだけで心が折れていても、始まらない。
読者も、京都に行く機会があれば、登ってみてはいかがだろう。滑らない靴を、どうかお忘れなく。