客室の壁にパン、パン、パン...! メルヘンすぎるラブホが渋谷に爆誕→記者が突入してきました
「大人っぽさ」が魅力のショコラ
次に、向かいのショコラにも入ってみる。
こちらは、まるごと「チョコレート」をイメージしてデザインされたホテルだ。ルビーとはまた違い、チョコレートの香りがあたりに漂っている。
羽瀬さんに話を聞いたところ、ショコラはルビーよりもやや大人向けな雰囲気を意識しているそうだ。
たしかに、ブラウンベースの暗めな内装といい、甘すぎない控えめなフレグランスといい、どこかヨーロッパ風の大人びた空気がある。
そして、静かに客室へ。扉を開けると、そこに広がっていたのは「パン」だらけの空間だった。
ボルドーの落ち着いた色合いの壁に、立体のパン、パン、パン......! もはや「飯テロ」だ。
ベッドの上には、カラフルなドーナツ型のクッションが並んでいる。王冠をデザインしたシャンデリアまであり、気分はお姫様である。
ベッドの横に設置された長椅子は、プリンアラモード風。ここにもドーナツ型クッションが用意されている。とにかく部屋の隅々までメルヘンチックで、話題にはこと欠かない。2人きりの空間では沈黙が怖い、というできたてほやほやカップルにも優しいホテルかもしれない。
また、ショコラはチェックアウト時に無人精算機で支払いをして建物から出る方式なので、フロントスタッフとやりとりするのが恥ずかしい人も安心だ。