真っ赤なカエデと黄色いイチョウ 秋に色づく仕組みが全然違うって、知ってた?
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2021年11月15日放送の「蓬莱さんの天気予報」のコーナーでは、紅葉の仕組みについて解説していました。
冬になったら葉っぱを落とす木を落葉樹と言いますが、これらの木は冬に向けて幹に栄養を貯めるために落葉するそうです。
そして落葉する前に紅葉するのですが、みなさんはその仕組みについてご存じですか?
例えば真っ赤に紅葉する「イロハカエデ」は、寒くなると葉の根元に離層(コルクのようなもの)ができて、シャッターを下ろす役目を果たします。そして、タンパク質と糖が葉に残り、日光によって化学変化が起こることでアントシアニン(赤色)が合成されるとのこと。
一方、「イチョウ」の場合は、寒さで光合成の機能が低下することで、クロロフィル(緑色)が分解されてカロチノイド(黄色)が残ることで鮮やかな黄色に変身するそうです。
そして、いずれも2週間ぐらいで落葉するということでした。
このような紅葉の仕組みをわかっていると、紅葉シーズンをさらに楽しめそうですね。
(ライター:まみ)