ポイントはエアコン&加湿器の「つけっぱなし」 プロが教える「寒い冬の換気方法」
[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2021年11月11日放送の「望木のイマネタ!」のコーナーで、本格的な冬を前に、効果的な乾燥対策が紹介されました。
コロナ禍の感染対策として、空気が乾燥する冬こそ換気は重要ですが、寒いと換気するのも大変ですよね。
エアコンや空気清浄機でお馴染みのダイキン工業の野田久乃さんによると、定期的な窓開け換気をする際もエアコンはつけっぱなしで、さらに、加湿器と併用するのがおすすめなんだそうです。
ダイキン工業の調査で、冬、午前7時から午後11時まで30分ごとに5分の窓開け換気をした時、加湿器を使用した場合とそうでない場合の湿度の変化をみると、加湿器なしは、25.5%~36.9%、ありの場合は、34.7%~40.6%という結果になったそう。つまり、加湿器を使用していると、換気をしても湿度がある程度保たれるわけです。
また、換気するときは、温かい空気や湿った空気が逃げてしまわないよう、できるだけエアコンや加湿器から離れた窓を開けることが大切とのこと。
でも、電気料金値上げの中、エアコンなどのつけっぱなしは、料金的な不安もありますよね。
しかし、ダイキン工業が昨年12月、換気する際こまめにエアコンをオン・オフした場合とつけっぱなしの場合の電力消費量を調査したところ、つけっぱなしにした方が電気代は1日あたり14.5円安かったそうです。
感染対策とはいえ、寒いの冬の換気は勇気がいります。エアコンと加湿器を併用して、乗り切りたいですね。
(ライター:Iwatami)