「返してほしくば」「我々を倒していくがいい」 お掃除中の飼育員をヤギ兄弟が「通せんぼ」した理由
「角の生え際を掻くのにちょうどよい」
取材に応じた同園の飼育担当者によると、投稿写真の二頭はいずれもシバヤギという種類のヤギ。
どちらも千葉市動物公園内で生まれた兄弟で、写真左側にいるのが「源太」くん(9歳、オス)、右側にいるのが「ピック」くん(7歳、オス)という名前だ。

飼育担当者は、源太くんたちの行動について、
「(竹ぼうきは)角の生え際を掻くのにちょうどよいため、飼育員の掃除中に集まってきました。この時は偶然二頭で挟み合う形となっています」
と説明。写真のように竹ぼうきに頭を擦り付けることは頻繁にあることだという。
また、角の生え際はヤギたちが自分自身で掻けない場所のため、放飼場の周りの壁や柵にデッキブラシのブラシ部分を貼り付けて、好きな時に掻けるようにしているとのことだ。
「ほうきを返して欲しければ我々を(遊び)倒していくがいい。」源太くんとピックくんは、かまってもらえるチャンスをいつも狙っています。 (ギ)#千葉市動物公園 #子ども動物園 #シバヤギ pic.twitter.com/fj89bn0pOE
— 千葉市動物公園【公式】 (@ChibaZoo) November 23, 2021