全く連鎖できないんだが? 青森県が作った「ぷよりんご」が難しすぎて撃沈した件
2021.11.25 11:44
最大8種のリンゴを見分けろ!
取材に応じたのは、「ぷよりんご」を制作した「観光企画課SNS発信担当チーム」の職員。
ゲーム開発企業大手「セガ」(本社=品川区)が無料で提供しているプログラミング学習教材「ぷよぷよプログラミング」のサンプルコードを用いて「ぷよりんご」を作ったという。これはスマホ・パソコンのいずれでも無料でプレイできる。
難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3段階。各難易度で登場するリンゴの品種は、以下の通りだ。
「やさしい」...ふじ、世界一、ピンクむつ、ジョナゴールド(計4種)
「ふつう」...ふじ、世界一、ピンクむつ、ジョナゴールド、千雪(計5種)
「むずかしい」...ふじ、世界一、ピンクむつ、ジョナゴールド、千雪、紅玉、北斗、サンふじ(計8種)
「ぷよりんご」制作の経緯を尋ねると、職員はこう話した。
「(以前に投稿した、画像認証クイズの)第2弾というわけではないですが、青森のリンゴをPRしていこうというのは一貫しています。
それでどうやってPRするか考えていたときに、ツイッターで『ゲームの日』というものがあることを知りました。だったら、リンゴを使ったゲームを作ればいいんじゃないかと。
そうして、完成したものを11月23日のゲームの日に公開しました」
はたして、青森県民なら簡単にクリアできるのだろうか。
「(青森県庁の)職員はみんなもうプレイしたんですが、『むずかしい』でとった量(スコア)は400グラムぐらいの人が多かったです。これが好成績なのかはよくわからないですが......」(職員)
ぷよりんごでは、スコアにあたる「とった量」が画面の右下に表示されており、リンゴをそろえて消していくごとにどんどんこの数字が増えていく。
日々、青森産リンゴの広報に励む人たちのスコアが約400グラム。では、他県民なら?