まさに「努力の結晶」だ 公認会計士志望者が建立した、天井スレスレの「教材タワー」に反響
2021.11.12 20:00
電卓は「全てを統括する神のような存在」に
タワーを作るにあたって、QLクライシスさんは随所に遊び心を散りばめるように工夫したそう。
例えば、公認会計士試験にとっての最重要アイテムであるという電卓は、
「全てを統括する神のような存在になってもらうために、タワーの一番上に設置しました」
一方で、プラスチック製のファイル類は平積みにするとツルツルと滑って土台から崩壊してしまい、その点には苦労したという。
「積み上げる順番や向きを調整して試行錯誤しましたが、全て厚さが異なるため総重量100kgオーバーの重さには耐えられませんでした。
そのため、ファイルは立てて円形に並べ、その上に足場となるテキストを薄く敷き詰めて対応しました」(QLクライシスさん)
総制作時間7時間のうち、試行錯誤に費やした時間はおよそ5時間。積み上げるまでには、多くの困難が立ちふさがっていたようだ。それだけに、完成直後は達成感で胸がいっぱいだったという。
その後、タワーは慎重に解体して、使った教材は部屋の隅においてあるそうだ。