「指定席に荷物を置く隣の女性。妻が『お願い』すると、強烈な言葉が飛んできて...」(東京都・50代男性)
空席がない車内でやっている人がいると、迷惑な行為。
足を組んで座る、音漏れするほど大音量で音楽を聴く......、いろいろ思い浮かぶが、筆頭は「自分以外の席に荷物を置く」ことではないだろうか。
東京都出身の読者・Tさん(50代男性)からJタウンネット編集部に届いたのは、そんなエピソード。

夫婦で鉄道が好きなTさんたちは、登山からの帰り、楽しみにしていた特急列車に乗った。
残念ながら2人がけの席は空いておらず、それぞれ指定券を購入し、バラバラに座ることに。
しかし、Tさんの妻が座ろうとした席には、隣の女性が自分の荷物を置いていて......。
声をかけてみたのだが――返ってきたのは、思いもよらない言葉だった。
発車しても止まらない、女性の暴言
コロナ禍より前、私と妻とで登山に行ったときのことです。
帰りは、とある鉄道の特急で帰ろうということになり、鉄道好きの私たちは、乗ることを楽しみにしていました。
駅で指定券を購入しようとしましたが、二人掛けの席は入手できず、バラバラに座ることに。
電車がホームに入ってきたので写真を撮りつつ、特急に乗れることにテンション上がり、妻は車内で飲むつもりのワイン、おつまみを購入しました。
お互いの席の隣を見ると、妻の隣は女性、私の隣には男性が座っていました。
同性どうしが良いかとそのまま着席しようとしたら、なんと妻の席には、隣の女性の荷物が......。
どかしてくれるように妻がやんわりとお願いすると、それが気に食わなかったのか、その女性は電車が発車しても、ずっと文句を言いっぱなし。

「なんで席に来るんだ、来るんじゃない、どっかに行け」
妻への文句が、あまりにもひどいので、私は車掌さんに他の席は空いていないか聞いてみたものの、
「申し訳ございません、満席です。そういう理不尽なお客様、結構いらっしゃるんですよね」
と、申し訳なさそうな車掌さん。
そういえば、満席だと車掌さんがアナウンスしているのに、私の近くのおじいさんも、
「隣に座られるのは嫌なんだよ」
と、隣に誰かが座るたびあっちに行ったりこっちに行ったりと、席を移動していました。
特急から降りるまで女性の暴言は続いたらしく、妻は途中でデッキに立っていました。
せっかくの特急も、嫌な思い出に......。あれ以来、当時利用した特急には乗れていません。
世の中には、自分勝手なわけわからん人もいるんですね。
「のりもの」で体験した「モヤモヤエピソード」吐き出しませんか?
特急列車に乗っている間、隣から文句を言われ続けたTさんの妻が気の毒すぎる。さらに帰りの電車だと、楽しい旅の思い出が台無しになってしまったのでは......。
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