「私の指定席に座るおじさんを退かせたら、『女のくせに』と終点まで攻撃してきて...」(東京都・40代女性)
1人がチッと舌打ちをして...
茨城県の有名な花火大会に行った、その帰りの電車内で体験したできごとです。
花火大会は規模も大きく、素晴らしかった。でもとても混んでいて、帰るために駅にたどり着くのも大変でした。人混みでしばらくは動けなかったほどです。
本当は一泊していく予定だったのですが、泊めてくれるはずだった友人宅が、家の事情で急遽NGに。
私は仕方なく特急電車を使って都内に戻ることにしました。
夜遅く、周りは酔った人ばかりということで不安もあり、慣れない私は指定席券を購入したのですが......。
やっと席に辿り着いたところ、そこには日本酒を飲むサラリーマン風の男性が2人並んですでに座っていました。楽しんでいるところ、申し訳ないという気持ちでしたが、
「あの、席が間違いでは...?」
とチケットを見せると、1人がチッと舌打ちをして、2人ともスッと立ちました。
2人とも、指定券を持っていなかったわけです。
秋の花火大会を見た帰りだったので寒さでこごえ、体調もすぐれず疲れきっていた私は、自分の席に座り持っていた本を読み始めました。