「私の指定席に座るおじさんを退かせたら、『女のくせに』と終点まで攻撃してきて...」(東京都・40代女性)
あんな客を放置する鉄道会社にはガッカリです――。
東京都在住のIさん(仮名、40代女性)から、特急電車内での体験談がJタウンネット編集部宛に届いた。
茨城県に遊びに行った帰り。Iさんが予約した指定席に向かう、酒を飲んでいるサラリーマン風の男性が2人、並んで席に座っていた。
「あの、席が間違いでは...?」
そう声をかけながら彼女が男性らにチケットを見せると、返ってきたのは思わぬ反応。
そのことがあって以来、Iさんは茨城を訪れていないという。
いったい、何があったのか。彼女からの投稿を、見ていこう。
1人がチッと舌打ちをして...
茨城県の有名な花火大会に行った、その帰りの電車内で体験したできごとです。
花火大会は規模も大きく、素晴らしかった。でもとても混んでいて、帰るために駅にたどり着くのも大変でした。人混みでしばらくは動けなかったほどです。
本当は一泊していく予定だったのですが、泊めてくれるはずだった友人宅が、家の事情で急遽NGに。
私は仕方なく特急電車を使って都内に戻ることにしました。
夜遅く、周りは酔った人ばかりということで不安もあり、慣れない私は指定席券を購入したのですが......。
やっと席に辿り着いたところ、そこには日本酒を飲むサラリーマン風の男性が2人並んですでに座っていました。楽しんでいるところ、申し訳ないという気持ちでしたが、
「あの、席が間違いでは...?」
とチケットを見せると、1人がチッと舌打ちをして、2人ともスッと立ちました。
2人とも、指定券を持っていなかったわけです。
秋の花火大会を見た帰りだったので寒さでこごえ、体調もすぐれず疲れきっていた私は、自分の席に座り持っていた本を読み始めました。
「指定券なんて買って座るの馬鹿じゃないか」
するとその2人は私のそばに立ちました。
そのうち1人のおじさんが私に向かってずーっと話しかけてきます。
「こんな本読んで理解できるのか?」
「さっきから全然ページが進んでないぞ」
「指定券なんて買って座るの馬鹿じゃないか」
「ずっと俺の言葉きいてるんだろ、なんか言えよ本なんか読んでないくせに」
「女のくせに」
「おんなが本読んでさ」
「お、やっとページめくったよ」
もう片方の男性は酔いながらも、
「もうやめなさいよ、仕方ないよ」
と2回ほど言っていましたが、結局終着駅まで、嫌がらせが途切れることはありませんでした。
それからというもの、私は一度も茨城県を訪れていません。
あんな客を放置する鉄道会社にはガッカリです。素晴らしかった花火の思い出に、ケチがついてしまいました。
「のりもの」で体験した「モヤモヤ体験」ありませんか?
指定席券を購入し、自分の席に座っただけなのに。彼女の怒りと恐怖はどれほどのものだっただろう。
新幹線や電車など、公共交通機関に乗車した際、トラブルに遭遇したことがある人はいるだろうか。そんな体験談をJタウンネットでは募集している。
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