「粉ミルクを買う私に『子供がかわいそう』と言うおばさん。ひどく傷つき、その場を離れようとすると...」(群馬県・30代女性)
「子供が可哀想」
昨年出産した私は、しばらく母乳育児をしていました。しかし、段々とその分泌量が減っていき産後3ヶ月ごろには出なくなりました。
できれば母乳育児がしたいと思っていたので、こんなに早く出なくなるのかと落ち込みましたが、離乳食すら始まっていない時期だったため、それからは粉ミルクに頼らざるを得ません。
ある日、自宅近くのドラッグストアに粉ミルクを買いに行ったときのことです。
いつも通り、粉ミルクを3缶ほどまとめ買いをしようとレジで会計をしていたところ、私の後ろに並んでいた60代ぐらいの女性2人が私のカゴの中を見て、わざと聞こえるように話していました。
「今お会計してる人、母乳じゃないのかしら。粉ミルクじゃ子供に愛情なんて湧かないでしょうね。子供が可哀想」
「粉ミルクに頼りすぎると貧弱な身体になるわよね」
そんなことを言われて、私は怒りと悲しみで気が狂いそうでした。
それでも粉ミルクを買わないわけにはいかないので、聞こえないフリをしてお会計を済ませ帰ろうとしたのですが......。