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「クッキーと名乗るビスケット」を取り締まる組織があるらしい ネット注目の噂、「事務局」に真相を聞いた

大久保 歩

大久保 歩

2021.10.21 19:04
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「クッキー」は高級品というイメージがあった

その答えを知るためには、高度成長期の頃まで遡る必要がある。

1967年ごろ、消費者や菓子業界で、バターを含まないのに「バタービスケット」とするなどの不当表示がしばしば問題になり、行政指導により表示規約が設定された。

その際、消費者団体が、「『クッキー』は糖分や脂肪分が多く含まれ、高級品という認識があるため、ビスケットの内訳として区分してほしい」と求め、71年に「ビスケット類の表示に関する公正競争規約」が初めて告示されたのである。

これ以降、時代の変化にあわせて何度も改訂を重ねており、最新版は、2020年2月に認定・告示されたものだ。

戦後、「クッキー」は特に貴重だった(画像はイメージ)

現代日本では簡単に手に入るクッキー。

その名前が持つ意味を知ると、より高級に感じられるかもしれない。

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