辛~い粉が噴き出してきそう... 「七味缶」模した車が話題→中身は何?所有者に聞いた
「ケース後ろのマークが吹き出し口に見えて......」
緊迫した雰囲気を漂わせながら、「でこちゃ」(@dekocha)さんが投稿したツイートには、1万1000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(10月19日現在)。
いったいこの車は何だろうか? Jタウンネット記者の取材に応じた「でこちゃ」さんによると、撮影日時は、10月10日12時過ぎ。場所は善光寺前の交差点を東に曲がったところだという。
「友人たちと車で乗り付け、長野市道路元標(編注:道路の起点・終点を表示する標識。善光寺参道入り口の横に位置する)を確認して、車に戻るときに見かけました。
『八幡屋礒五郎』の七味は大好きで、見かけたら買っているので、その形を模した車を見つけて、大喜びで撮りました(笑)」(「でこちゃ」さん)
「八幡屋礒五郎」とは、長野の有名な七味唐辛子メーカーだ。江戸時代中期、善光寺の境内で七味唐辛子を売り出したのが始まりという、老舗である。
そして同社の七味唐辛子のパッケージとして有名なのが、赤地に大きな唐辛子が描かれたデザインが特徴的なブリキ缶。
1924年に八幡屋礒五郎の六代目・栄助が考案し、現在でも使われているものだ。
そんな缶を模した車について、ツイッターではこんな声が。
「これは、信州...八幡屋礒五郎の七味唐辛子......長野県民にはmustな香辛料です」
「ケース後ろのマークが吹き出し口に見えて恐怖を覚えました」
「辛くて危険」
「なるほど...煽られて急ブレーキ踏んだ時に、相手に撒き散らしが可能なのか!!」
しかしなぜ、七味の缶が車に?Jタウンネット記者は、「八幡屋礒五郎」に取材してみた。