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盛大に事故ってるのかと思った... 高速道路で働く車「BTM」の作業風景が衝撃的すぎる

井上 慧果

井上 慧果

2021.10.08 21:00
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「防護柵」を安全に素早く移動・設置する

担当者によれば、この黄色い車両は「防護柵切替車両・BTM(Barrier Transfer Machine)」。交通規制を行う際の防護柵を移動・設置する車両だ。

現在、同社が管理する高速道路の6割は開通から30年以上経過し、老朽化が進んでいる。そこで、今後も安心安全に利用できるようにするためのリニューアル工事に取り組んでいるそう。

老朽化した橋梁の床版を取り替えるなど大規模・長期間にわたる工事が必要なため、通常、対面通行規制――例えば、片側2車線の道路で上り方向の道路の工事を行う場合、上り線を閉じ、一時的に下り線の2車線で対面走行させること――を実施しており、その中で、BTMは活躍している。

工事規制・対面通行規制中の道路(画像はNEXCO中日本東京支社提供)
工事規制・対面通行規制中の道路(画像はNEXCO中日本東京支社提供)
「対面通行規制の中央分離帯には、安全性の高いコンクリート防護柵を設置しますが、重量があり通常は設置に何日もかかります。
そこでBTMを使用すると、事前に路肩に置いた防護柵を、短時間で中央分離帯まで移動させることができるため、お客さまにご迷惑をおかけする時間を大幅に短縮できます。撤去する際も同様です」

と担当者は説明する。BTMは時速約10キロメートルでコンクリート防護柵の移動設置が可能だという。

なるほど、事故のように見えた写真は、手前だと端にあるブロックが、BTMによって真ん中に動かされている、まさにその瞬間だったのか。

安全性が向上し、渋滞も緩和
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