コロナ禍で「瞑想」に脚光 心を整える「謎の空間」と「お寺キャンプ」
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2021年9月17日放送の「カラクリ」のコーナーでは、瞑想について取り上げていました。
近年、「瞑想で心を整える」=「マインドフルネス瞑想」を取り入れる企業が増えているそうです。07年に米・グーグル本社がマインドフルネスを応用したリーダーシッププログラムを開発したところから始まったと言われています。
日本の企業でも、「パナソニック」では5年前にマインドフルネス瞑想の社内サークルを立ち上げ、毎日昼休みに10分ほど行い心を整えてから午後の業務に入るそうです。「心を整えて生産性も向上。社内の空気も良くなる」とのこと。
そしてコロナ禍の今、瞑想によるメンタルケアや健康維持に期待が高まっていてるのだとか。
そこでまず番組が訪れたのが「ホテルアンテルーム京都」(京都市南区)。
案内された部屋の中にはなぜか青白く光る謎の空間が設けられていました。
実はこちらは「パナソニック」が手がけた瞑想が体験できる客室「(MU)ROOM」(1室1泊8000円~ 税込み)というものです。※2022年1月末まで予定
1回30分で、2つの瞑想モードから選べる音声ガイダンスにより、ミスト・光・音・香りなど、五感の変化で初心者でも簡単に瞑想状態に入れるとのこと。
瞑想後は心拍数などを元に瞑想状態をスコア化してくれます。
お寺×キャンプで心整う
和歌山県那智勝浦町の「大泰寺」では、意外な方法で瞑想と同じ効果が得られるそうです。それはお寺には珍しい境内の中にあるキャンプ場でのキャンプ体験です。
「実は禅宗において一番の師匠は自然なんです。その中で普段悩んでいたことが消えていく様な感覚になる瞬間を体験していただけるかと思います」と同寺の住職西山十海さん。
同キャンプ場の川辺にはテントサウナが設置されていて、熱くなった心と体を川で清め、「整う」時間へと導きます。こうして瞑想・座禅で得られる境地を体験できるとのこと。
西山さんは「自然の中に身を置いて様々な不自由さを感じると、初めて自分の生活の便利さや幸せに気づきます。自分の心のありようを見つめ直すことで整う体験につながります」と話していました。
番組によると、現代は文字情報が氾濫し、いろんなことを考える事ばかりで心の働きのバランスが崩れがちなのだとか。
書籍やアプリなども登場しているそうなので、みなさんも瞑想を活用して心を整えてみませんか?私もチャレンジしてみます。
(ライター:まみ)