見てるとお腹が空いてきちゃう... 養殖業者も認めたリアルすぎる「鱒キングテープ」に反響
見ているだけでお腹が空いちゃう......。
そんなマスキングテープがツイッターで話題となっている。
これがその「鱒(マス)キングテープ」だ。
「貼るサーモン」、「生食ストライプ柄」といったなんとも見慣れない斬新なワードが書かれている。
制作したのは、静岡県在住のツイッターユーザーの松鮭モエ(@MoetMatsuzake)さん。2021年8月30日、
「『鱒キングテープ』
とくにサモいポイントは
🐟実際のサーモンのお刺身(美味しかった)の写真から作成
🐟横に貼っても繋がる
🐟オリジナル品の割に高くない(予定)(趣味で作成したため)」
と説明を添え、テープの画像を投稿。
「見ているだけでお腹が空いてきてしまう...」
「美味しそうです」
「サーモン好きとして、コレは欲しい!」
「不思議となんか匂う気がします。。。」
といった声が寄せられるなど、注目を集めている。
Jタウンネットは1日、投稿者の松鮭モエさんにテープの詳細を取材した。
コンセプトは「よく見たらサーモン」
この斬新なデザインのテープを制作した理由を、
「昔からサーモンを食べるのが大好きで、いつかグッズを作りたいという思いがありました。
ある時ふと『鱒だからマスキングテープ...』と思いついて1人でウケていたのですが、『一見普通のオレンジと白のストライプのように見えるけど、よく見たらサーモンになっている、というテープがあったら良いな』と思い、今回形にしました」
と語る松鮭さん。柄には、サーモンの刺身を食べた際に取った写真を加工し、使用したそう。
「制作条件の都合で画像が上下左右に繰り返す必要があったので、模様の自然さを残しつつ縞模様が縦にも横にも違和感なく繋がるように調整しました。
目の前にサーモンの現物がなくて食べられないのに美味しそうな写真を見ながら作らなくてはいけないという思わぬ苦しみを味わいました」
と制作時の苦労を明かす。
特にこだわった点は、「「リアルなサーモンらしさと、シンプルなストライプ感の両立」。
「コンセプトが『よく見たらサーモン』なので、ストライプの規則性をある程度維持しつつ、自然物としての不規則さを出し、身の質感や色合いで美味しそうなサーモンを表現できるよう心がけたつもりです」
とのこと。また、プロの目から見てもサーモンに見えるかどうかを確かめるため、
「柴崎養鱒場(静岡県)の平林馨社長にもご確認いただきました」
とも。リアルさの追求に対する熱い思いを感じる......。
こっそりサーモンをアピールしたいときに使える
それにしてもこのテープ、いったいどんなときに使えばいいのだろう。
そんな記者の疑問に対し、松鮭さんは
「使う方が自由に安全に楽しく使ってくださればと思います。ラベルにも書いた『※食べられません』だけ守っていただけたら...。
持ち物や部屋を装飾したり、こっそりサーモンをアピールしたり。鱒の通販をされている方から梱包に使いたいとのお声もいただいています。
こんな使い方もあるよというアイデアをぜひ皆様に伺ってみたいです。
いろいろな場面で気軽に使って、いつでもサーモンを感じたりアピールしたりしていただけたらと思います」
とコメント。また、ツイッターでの反響については
「サーモンの魅力を分かりあえる仲間がこんなにいるんだ!ととても嬉しくなりました。かわいいとかぜひ欲しいという熱いお声を多数いただき、作って良かったと早くも感じています。
海外の方から反応があったことも嬉しいです」
としていた。
鱒キングテープは2日からオンラインサイトで販売を開始。
6日までは「感謝価格」としてお得に購入することができる。
なお、もし売り切れてしまった場合も追加で「養殖」(生産)することも検討中だとか。
サーモン好きの方は松鮭さんのツイッターをチェックしてほしい。