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「優先席に座ったら、老人に説教された」 外見からはわからないから...ヘルプマーク所有者を襲う理不尽

大久保 歩

大久保 歩

2021.08.29 08:00

優先席は居心地が悪いことも...

ヘルプマーク(画像はイメージ)

赤地に十字とハートが描かれた、ヘルプマーク。外見からは分からなくても、援助や配慮が必要であることを周りに知らせるためのものだ。

2012年10月から東京都で配布が始まり、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、17年には全国共通のマークになった。都のウェブサイトによると、20年10月31日時点で、1道2府41県でもヘルプマークは導入されている。

複数の医療法人や社会福祉法人などからなる伯鳳会グループは、「プラスハートアクション」という活動の中でヘルプマークの啓発を行っている。

同活動の公式ツイッターでは、ヘルプマークを所持している人の症状の一部として、次のような項目を挙げている。

・立つ、座るが難しい
・急に痛みが襲ってくる
・疲れやすい
・落ち着かない
・音が聞こえにくい
・音に敏感
・うまく話せない

また、東京都福祉保健局の公式サイトでは、マークを身につけている人への対応として次のような行動を奨励している。

・電車、バスで席を譲る
・駅や商業施設等で声をかける
・災害時、安全に避難するため支援する

普段から取り組みやすいのは、やはり電車・バス等で席を譲ることだろうか。

ただ、これについて同サイトでは

「外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります」

と、補足している。

ヘルプマークについて認知が広がれば、そのようなトラブルも減っていくはずだが、編集部に寄せられる投稿にも、「優先席に座っていたら非難された」という内容が多かった。

ちなみに、ヘルプマークの裏面にはシールを貼り、所持者が伝えたい情報を記入することができる。

声をかけた後、どのように対応すればいいかわからない場合は、所持者本人の同意の上で裏面を見れば必要なサポートを確認できるだろう。

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