「対向車の運転手が、血相を変えて手を振ってくる。何事かと車を止めるとまさかの事態で...」(静岡県・50代男性)
2021.08.23 11:00
「一歩間違えたら死んでいたかもしれません」
コロナ禍でなかなか旅行に行けない今、かつての楽しい思い出を振り返ろうと、Jタウンネットでは「旅先でのいい話」を募集している。
今回ご紹介するのは、静岡県の50代男性T麻さん(仮名)から寄せられたエピソードだ。
妻と二人で和歌山県の熊野の山道を車で走っていたT麻さん。車中泊で伊勢から熊野、奈良へと向かう、一泊二日の旅行中のことだ。
山道のカーブで鉢合わせた対向車のドライバーが、T麻さんに向かって手を振っていた。
――もしかして、知り合いかな?
そう思って運転席を見ると、その人は血相を変えて何事かを訴えていた。不審に思って車を停めると......。