「ステラ・パリピ・おばさん」が渋谷の地下を明るく照らす ノリノリすぎるネオン看板に「ファンになりそう」
手作りクッキー・焼き菓子の専門店「ステラおばさんのクッキー」。
米国・ペンシルベニア州の幼稚園の先生で、クッキーづくりの名人だった「ステラおばさん」のクッキーを、彼女の甥っ子が日本に紹介してできた店で、看板には眼鏡をかけ、エプロンを身に着けた彼女が、クッキーが乗ったお皿を持っている姿が描かれている。
......の、だが。
ツイッターで、普段とは少し様子が違うステラおばさんの看板が注目を集めた。
それがこちらだ。
光り輝くネオン風LEDで制作されたステラおばさんである。
黄色く光るクッキーを高々と掲げた陽気なポーズに、派手なピンク色の「AUNT STELLAS」......。なんとも楽しそうだ。
それもそのはず、このステラおばさんがあるのは2021年7月1日、「ステラおばさんのクッキーしぶちか店」(東京都)。
若者の街・渋谷ともなればステラおばさんが「パリピ」になっているのも頷ける。
このステラ・パリピ・おばさんが話題になるきっかけとなったのは、看板や映像コンテンツの製作を行う「ダイカン」(大阪府)の公式ツイッターが投稿した動画。このネオン風LED看板を製作した企業である。
「新たな世代との繋がりを目指して」
ぴかぴかとネオンサインが点滅し、まるで踊っているかのように見えるステラおばさんに対し、ツイッターでは
「ステラおばさんめっちゃパリピwww」
「サタデーステラフィーバー」
「しぶちかのステラおばさんめちゃファンキーやん...」
「それにしてもこのステラおばさん ノリノリである」
「ステラおばさんファンになりそう」
といった声が寄せられている。
一体どんな経緯で、このネオン・ステラおばさんはどうして誕生したのだろうか。
Jタウンネット記者は「ステラおばさんのクッキー」を運営するアントステラ(東京都)を取材し、理由を聞いた。
「様々な世代がスクランブルし、様々な文化が生まれてきた渋谷はエンターテイメントシティーです。そんな渋谷に直営店を新規オープンすることになりましたので、新たな世代との繋がりを目指し、今までのステラおばさんにはない『新しいこと』をテーマに展開いたしました」(広報担当者)
また、今回ネオンサインのステラおばさんが話題となったことに対しては
「大変光栄です。
今回のネオンの話題から、ブランドに興味を持っていただき沢山の方にクッキーをお召し上りいただけたらと思います」
とコメントした。
なお、ネオンのステラおばさんを他店舗で展開する予定は現段階ではないそう。
普段とは違う新しいおばさんの姿を見たいという方はぜひしぶちか店まで足を運んでほしい。