「急な出張で乗った年末の新幹線。何とか席を確保したのに、知らない家族のせいで立ち続けるハメに」(大阪府・50代男性)
私は心が狭い人間なのでしょうか――。大阪府在住のN夫さん(50代男性)がJタウンネット編集部宛に一通のメールを寄せた。
20年程前に新幹線内で体験した出来事を、いまだに許せないのだという。
年末、急な出張に行くことになった彼。自由席に座るため、駅のホームに30分前から並んでいた。
その甲斐あって、窓際席をゲット。隣の通路側には老婦人が座っていたという。
しばらくすると車内は混雑しはじめ、通路に小さな娘を連れた母親が立った。子供は当然、「座りたい」と駄々をこねる。
でも彼は、努力して手に入れた席を譲りたくなかった。
そうこうしていると、老婦人が母子に席を「座る?」と問いかけた。さすがに若い自分が座っているのは、申し訳ない。だから、N夫さんは婦人に席に留まってもらい、母子に場所を譲ったのだが......。