あなたの「プライベートな時間」は何円? 「セイコー時間白書」でわかる、コロナが生んだ新しい価値
2021.06.08 19:00
自分の裁量で使える時間が増加
調査で「コロナ禍で増えてよかった時間」、「コロナ禍で減ってよかった時間」、また増えてよかった時間の中で「今後も維持したい時間」を聞いたところ、「増えて良かった時間」「維持したい時間」両方の項目で、「趣味の時間」が第1位、「家族とのコミュニケーション時間」が第2位という結果に。
一方、「減って良かった時間」としては「会社の飲み会・食事会の時間」が1位に君臨した。2位は「通勤時間」、3位は「会社以外の飲み会・食事会の時間」と、続く。
「コロナ禍だからこそ経験できた幸せな時間の使い方」として、こんな声もあがった。
「早く帰れるようになって出来た時間で、家族と一緒に夕食のだんらん時間が増えた(熊本県 37歳男性)」
「料理にチャレンジするようになり、料理ってなかなか面白いぞと思うようになった(東京都 59歳男性)」
「今まで仕事をしすぎていたことに気づかされ、職場を選ぶ、働き方を選ぶ、という選択肢をとれるようになった(新潟県 35歳女性)」
幸か不幸か、コロナ禍によって自分の裁量で使い方を決められる時間が増えた。
その結果、それぞれが自分のペースに合った豊かな時間の使い方に気づき、実践するようになったようだ。