「この道にわとり優先」 庭で鶏を飼う旅館に泊まったら、一品目が「鳥刺し」で...「なまのいのちの味がしました」
2021.06.03 18:00
「薩摩では普通のおもてなしです」
「宿の敷地に放し飼いにしているのは、薩摩地鶏の雌雄2羽です。屋敷内の庭で飼うのは、昔ながらの習慣です。
お客様が来られたら、鶏をさばいてご馳走するのも、薩摩では普通のおもてなしです」(「忘れの里 雅叙苑」従業員)
宿泊客に提供する料理も、基本的に鹿児島の郷土料理。焼酎も、とくにブランドものではなく、普通の焼酎だという。
「あたりまえのことを、あたりまえにおもてなししているだけで、とくに変わったことはしておりません。
こだわっていることもございません。昔から薩摩で行われてきたおもてなしを、来ていただいたお客様にご提供しています」(「忘れの里 雅叙苑」従業員)
成田悠輔さんが体験した、薩摩地鶏、焼酎、温泉も、薩摩ではあたりまえのおもてなし、ということだろうか。
薩摩、恐るべし、かもしれない。