軒先に「ダミーハチの巣」をつるすとハチが寄り付かなくなるってホント? 専門家に聞いた
設置後、スズメバチの姿は...
話題になっているのは、ツイッターユーザーのニノマエハジメ/u3(@ninohajim)さんが2021年4月6日に投稿した写真。Jタウンネット記者は9日、投稿主のニノマエさんに話を聞いた。
投稿にあった写真は6日、職場の裏口で撮影したもの。ダミーのハチの巣を設置するに至った経緯については、
「職場の女性陣が『蜂が出たーーー!』と毎回呼びつけるので未然にそれを防ぐ方法を探し、Twitterで見かけたやり方を試してみました。
(対策する)蜂は一応スズメバチを想定してます。他のにも効くのかはよくわかりませんが、設置してからは見かけなくなりました」
と明かした。
ダミーの素材は厚紙と新聞紙と針金のハンガー。ハンガーで骨格を作って張り子のようにして、中に新聞紙を詰め込んでいる。ハンガーのフックはそのままにしてあるので、どこにでも移動させられるということだ。
「今のところ蜂をみかけなくなったので効いてるのかもしれませんね。もう少し暖かくなるとアシナガバチとかも出てくるので、どうなるか楽しみです」(ニノマエさん)
こちらのダミーに対し、ツイッター上では、
「平和的解決策だ」
「いいこと聞いた!そろそろ飛び始める季節だし、やってみよ!」
「これ、思いつかなんだな・・試してみる価値おおありです」
といった声が寄せられている。
ダミーの巣を設置することでハチが寄り付かなくなる。これが本当ならかなり画期的な対策法だが、実際のところ効果はあるのだろうか。
Jタウンネット記者は12日、ミツバチやその他ハチ類に関する研究を行っている、玉川大学(東京都町田市)の「ミツバチ科学研究センター」にも取材した。