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関東は「距離感」、関西は「親近感」重視? デパートの館内アナウンスにも地域差があった

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2021.04.03 06:00
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大阪を代表する百貨店も調査

「阪急うめだ本店」のアナウンスについて、広報担当者に聞くと

「以前は『本日は』を使っていましたが、百貨店はリピーターのお客様が多く、例えばレストランで食事をされたあと食料品売り場に行かれて『本日は』となると『私はすでに阪急に来て買い物してるわよ』という方もいらっしゃるので」

とのこと。

お客様から怒られた意見も参考にして5~6年前に「本日も」に変更。これが「関西」ということでしょうか。

「大丸梅田店」では「大阪駅直結でリピーターの方と遠方から来られるお客様、両方いらっしゃるので、『今いらっしゃってるお客様に』お伝えしています」と「は」と「も」の弱点を克服した「本日の」を採用。

さらに「阪神梅田本店」は「阪神梅田本店にお越しいただき...」と「本日」を付けないスタイルでした。

好感度アップの研修などを行う印象エキスパートの柳沼佐千子さんによると、「関東は『距離感』を大事にしたおもてなしの表現。関西は『親近感』を大事にするおもてなしの表現。どちらもおもてなしの表現にかわりはありません」とのことでした。

何気なく耳にしていた館内アナウンスですが、意識して聞いてみると面白いかもしれませんね。

(ライター:まみ)

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