「こういうので良いんだよ」「ただただ驚いています」 ドイツのケーキ包装が「エコ」すぎると話題
外出自粛が続き、ネットショッピングを利用することが増えた。
同時に、部屋に段ボールのゴミも増えていく。
小さなイヤホンを買っただけなのに、大きな段ボールで大量の緩衝材といっしょに届いたときは、「エコじゃない...」と罪悪感があった。
ネットショッピング以外でも、買い物をしていると「こんなに包装が必要かな?」と感じることはある。
読者のみなさんの中にも、そんな経験をしたことがある人がいるのではないだろうか。
では、こんな包装は、どうだろう。
箱に入ったケーキが、白い包装紙で簡単にくるまれている。
これは、投稿者のぴえろ(@pieropieeeroo)さんが2021年1月9日に投稿した、ドイツ・バイエルン州のパン屋でモンブランとチョコレートムースを買ったときの写真である。ドイツのパン屋では、パンの他にケーキも売っていることが多いそう。
箱にふたはなく、保冷剤も見当たらない。極限までにシンプルなラッピングである。
この写真に対し、リプライ欄では、
「スゴイですよね、ドイツのエコ意識」
「こういうので良いんだよの典型ですね」
「Amazonにも、見習って欲しいくらいやわ」
「こんなもんでいいんだ...ともこれーーー?とも思う今日この頃...」
「日本のケーキ屋です ただただ驚いています」
など、日本の包装とのギャップに驚く声が寄せられていた。
また、
「高さのある箱なだけマシ、Bäckerei(編注:ドイツ語で「パン屋」) だと普通は紙皿に乗せて紙で包むのみ」
「持ち帰りとか車で持ち帰ると道は石畳でガタガタだからめっちゃくちゃになってることとかあって、ひどい目にあったことがあります」
という、経験者の意見も。
ぴえろさんも「無キズで帰れたことない」そうだ......。
今回の投稿に対する反響の大きさについては、
「食やサービスに対する一般的な感覚が異なる文化的背景があるのでどちらが良いとは思いませんが、何故そうなのかを考える一つの材料として面白いと思いツイートしました」
とのこと。
記者個人としては、ケーキが写真のような包装では、崩れそうで怖いと思ってしまうが......自分用ならOK、という人もいるのではないだろうか。