「AIでカープを日本一にしよう」 広島県がまさかのアイデア募集...いったいなぜ?その意外な狙いとは
2020.12.25 12:00
提供元:広島県
元プロとAIの対決企画も
まずは、10月23日、都内の会場で行われた表彰式イベントの模様をお伝えしよう。
イベントでは、球種・コース・アイデア各部門で上位に入賞した参加者の紹介・表彰のほか、コンペの成果を分かりやすく伝えるためのユニークな催しも行われた。
今回のコンペで開発されたAIと、元プロ野球選手の里崎智也さんが、配球の予想対決をするという企画だ。過去のカープの試合映像を元に、スコアやカウントなどのデータを判断材料に、両者が「次の一球」を予想し合うという趣向だ。
しかも、この予想対決を解説したのは、カープOBの前田智徳さん。まるで実際のプロ野球中継のように豪華な布陣だが、それもそのはず、今回のイベントの模様は広島ホームテレビのYouTube番組として生配信されたのだ。
総参加者2038人、応募総数1万479件のコンペから生まれたAIと、千葉ロッテマリーンズを2度の日本一に導いた名捕手・里崎さん。両者の対決がどうなったのか――ここでの詳述は避けておくが、結果が気になる人は、ぜひ記事末尾の動画をご覧いただきたい。