「関東で積雪?甘えんな軟弱モンが」 道民からの「北から目線」を反映した日本地図に反響
例年になく温かい日が続いた日本列島を、2020年12月中旬、強烈な寒波が襲っている。とくに日本海に面した各地では、大雪となったところが多かった。寒さはますます厳しさを増すらしい。降雪もさらに激しくなるという予想もある。充分に警戒する必要があるようだ。
そんな中、12月16日、次のようなマップ付きのツイートが投稿され、話題となっている。
数年前「雪に対する雪国民の感想」が流行りましたが、ここでついさっき道民からヒアリングしてきた改訂版を作成しましたのでお収め下さい pic.twitter.com/HW6pQVYVeB
— おみず (@wasted_omizu) December 16, 2020
マップには、
「道民に聞いた 都道府県別 北から目線 な 各地方の積雪に対する感想分布図」
というタイトルが付いている。地図は9色に塗り分けられており、「雪国仲間」、「雪かき先輩」、「多分雪国仲間」...などと分類されている。
ブルー系の色で塗られた県は、「雪国仲間」もしくは「雪かき先輩」、と北海道民から認められているようだ。とくに、濃いブルーになっている北陸3県と新潟県は、雪かきに関しては「先輩」とリスペクトを向けられている。
それ以外の県は、程度の違いは多少あったとしても、上から目線ならぬ「北から目線」で見られている。静岡県と近畿地方中・南部あたりは「暖かい所に雪 かわいそう」、四国と九州の北部と中部、山陽地方あたりは「雪なんて天変地異 かわいそう」と哀れまれている。
また、九州南部と沖縄に対しては「長袖持ってるか心配になる」(宮崎、沖縄)「おたくは火山灰で大変ね」(鹿児島)というコメントが。積雪に関して言えば、この辺りは「問題外」といったところだろうか。
そんな中、「甘えんな軟弱モンが」と辛辣な扱いを受けているのが、真っ赤に色分けされた地域。関東地方と、愛知県、岐阜県南部、そして大阪都市圏を中心とした関西の一部だ。「かわいそう」などという寛容さは微塵もない。「北から目線」をモロに受けまくっているようだ。ちなみに山梨のピンク色は、「頑張れ」の意味だとツイートで付け加えている。
このツイートには8万6000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(12月18日昼現在)。ツイッターには賛否両論、さまざまな感想が多数寄せられているが、その紹介の前に、まずは投稿者・おみず(@wasted_omizu)さんに、マップ作成の意図を聞いてみよう。