「パン食べてむっつい」「お腹がにやにや」... 標準語では意味が説明できない方言【青森編】
2020.12.17 06:00
「『むっつい』は『むっつい』なんだよ...」
標準語では「パサパサしていて喉を通りにくいね」といったニュアンスの表現が、「むっつい」と一言で表現できるのであれば簡単でいい。また、その響きも何となく物が詰まっているような(?)感じがして秀逸である。
この方言について、ツイッターでも
「餅を食べ過ぎて喉が苦しくなることを青森では『むっつい』と言います。この言葉便利」
「生クリームひたすら飲んでると水分がほしくなることを『むっつい』と青森人は言います」
というような投稿があった。使い方は意外と幅広く、青森の人たちにとってはとても便利な言葉のようだが、
「『むっつい』は「『むっつい』なんだよ...パサパサしてるって言われるとなんかニュアンスが違う気がするんだ...」
との投稿もあり、「パサパサする」などとは少々ニュアンスが違うようだ。
これはまさしく、「標準語では説明できない方言」である。