スパゲティが宙に浮いてる... iPhoneでポートレート撮影したら「新時代の心霊写真」が誕生した
iPhoneの一部機種に搭載されている、「ポートレートモード」で写真を撮ったことはあるだろうか。
背景をぼかして被写体を際立たせ、印象的な写真に仕上げてくれる機能だ。
レンズが2つ、あるいは3つ付いている機種では、複数のレンズで撮影した写真を合成して、そのような写真を作っているのだが、その結果、不思議な光景が生まれてしまうことがある。
例えば、こんな風に。

こちらは、ツイッターユーザーのふぇるねこ(@kujyou_neko)さんが2020年11月26日、失敗した写真を投稿するハッシュタグ「#全日本失敗写真協会」をつけてツイートした写真だ。
1日にポートレートモードで撮影した写真で、黒いスキレットに、ゴロッとしたミートボールが入ったパスタが入っている。おいしそうだ。
その魅力を存分に伝えるためか、グルメレポートのワンシーンのように「箸あげ」した状態が映っているが、ご注目いただきたいのは、持ち上げられたパスタと右端にうつる手の間だ。
「無」なのである。
手は明らかに、フォークを持っている形になっている。よく見れば中指と人差し指の間にはフォークの持ち手のような部分も見えている。
しかし、指先からは何も伸びておらず、パスタとミートボールは、重力に逆らって伸び上がっているようにしか見えない。
どうやらふぇるねこさんのiPhoneはフォークを背景と認識し、綺麗さっぱり消してしまったらしい。
この写真を
見た人からはツイッターに、
「これが新時代の心霊写真」
「フォークじゃなくてフォースで食べてるんですね」
「一瞬食品サンプルかと思ってしまった」
などの声が上がっている。また、「失敗写真」などではなくむしろ「成功」だとするコメントもあった。