二郎系コンビニ麺NO.1はどれ? セブン・ファミマ・ローソン...マニアが選んだ「最強の一杯」は
ファミマ「千里眼」は圧倒的なボリュームと辛い揚玉が魅力
ファミマからは、二郎インスパイア店監修「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)」が発売されています。セブンの「とみ田」やローソンの「麺屋一燈」とは違い、千里眼は二郎インスパイアを本職としています。最も有名な二郎インスパイア店のひとつではないでしょうか。
セブンとローソンもレンジ麺としては十分重量級なのに、容器の重さが他の2つに比べて圧倒的に重くてずっしりしています。おそらく全コンビニレンジ麺の中でも最もヘビー級なのではないかと思います。
スープは二郎系共通の豚骨醤油味ですが、醤油のキレが強く、味の濃さは3品の中でも一番。ちょっと塩辛いとすら感じるレベルです。カップ麺含め、ここまで醤油の強い二郎系スープはあまり見かけたことがありません。
背脂の粒がたくさん入っている上、豚脂の油膜もできており、濃い醤油味に負けないアブラの強さ。かなりこってりしています。
ニンニクもたくさん入っていて、ちょっと辛いくらいのキレがあります。醤油の濃さとアブラの量含め、今回の3品の中で最もパワフルで二郎系らしいスープだと感じました。
そしてこの商品の最大の特徴は、300グラムという他の追随を許さない麺量。普通のレンジ麺なら2人前くらいの量です。私は人並みより大食いの自覚がありますが、そんな私でもこの量は多いと感じてしまうくらいです。
コンビニごはんでこの食べ応えは他に記憶がありません。他2つのワシワシ麺ほどの豪快な食感ではありませんが、量の多さは正義です。
具は、チャーシューやもやし、ネギが入っていて、キャベツは少なめ。チャーシューは他よりちょっと小さかったです。そして、お店の名物にもなっている「辛揚げ」を再現した赤い揚げ玉が入っています。これが結構辛くて、濃いスープと合わせても強力なアクセントになっていました。